学生募集戦略・広報支援
関西大学
ターゲットを明確にした大学案内で、“探究心”の高い戦略ターゲットの志望度を高める。

目的
受験生の志望意欲を高め、本命の1校として選ばれ続けること。そのために戦略ターゲットや各種オウンドメディアの在り方を再設計。近年の前半入試シフト、国公立大学易化、併願校数減の風潮のなかで、改めて関西の難関私立大学として存在感を高めることを目的としました。
施策内容
各種オウンドメディアの機能を分化し、複数のツールで段階的に志望度が高まっていくコミュニケーション設計としています。
■低学年向け冊子「大学で何が学べるか?」
「高校生の興味」を広げ、「大学で学べること」と紐づける、Attentionに特化した探究学習教材へリニューアル。自分の好きなこと、興味があることをまずは見つけてもらい、それが大学で学ぶ学問とどう接続するのか?を複数の切り口から発見してもらいます。そしてその先に関西大学が見えてくる構成にしています。
「低学年向け冊子「大学で何が学べるか?」」
■大学案内
AIDMA網羅 から Interest特化へ、関西大学へのポジティブな志望動機をつくる冊子へリニューアル。社会課題に目を向けている"探究心"の高い層を戦略ターゲットとして、成長エンジンとなる刺激(=教育・研究)を徹底的に先鋭化。冊子を通貫して訴求することで、イメージの積み上げをねらっています。
「大学案内」
効果
機能分化したことにより、各ツールの訴求内容が先鋭化。低学年向け冊子は、高校現場から配本依頼をいただくケースがあり、探究教材として広くご活用いただいております。大学案内は、巻頭の教員・卒業生企画が学内外問わず好評で、高校教員から「専門雑誌のようで良い」とのお声をいただく機会がありました。ターゲットの解像度を高めることで訴求ポイントが明確になり、関西大学の魅力である教育力・研究力を先鋭化して表現することができています。
お客さまからの声
「在学生、教員、卒業生の研究内容や活動がスマートなビジュアルをメインに、物語を読んでいるように内容が入ってくる」との声を読者からいただきました。
また、インパクトのある表紙にしたことで、他大学の大学案内とは違った印象を与えることができたのではないかと思います。
以前と比較してページ数は縮小しましたが、本学が伝えたいことをコンパクトにまとめて表現できたと思います。