経営改革・将来構想支援
武蔵野大学 10年後を見据えたブランド再構築
ブランディングの目的
2003年女子大学から総合大学になった武蔵野大学は、他大学に先駆けてブランド戦略を導入しました。2004年男女共学化、その後も学部・学科の改組、キャンパスの移転など、質・規模ともに高まり続けます。2016年世界に必要とされる総合大学に相応しく、また2024年の創立100周年に向けてブランドを再構築します。
戦略立案・設計の意図
ブランドステートメントは「世界の幸せをカタチにする。」に決定。本来は大学や学部が主語になるものが多いところを、建学の精神から「世界の幸せ」を主語に置きました。10年後を見据えた「常に発展・革新し続ける」意思をブランドビジョンに込め、教育プログラムの改善・運用まで一気通貫させることをコンセプトに設定しました。
約1年に渡り、教職員20人からなるブランド委員会メンバーと共に、ブランドビジョンとシンボルの開発のためのワークショップを重ねてきました。長きに渡りコミュニケーションを重ねることによりカタチになりました。
インナーからアウターへの3段階の浸透フェーズで検討、インナーブランディングを重視した設計です。